CAST PROFILE

大森桃子 | 鈴木杏樹

1969年生まれ。ドラマ「十年愛 A decade of two」(92・TBS)で女優デビュー。「あすなろ白書」(93・CX)、「若者のすべて」(94・CX)、「蝉しぐれ」(03・NHK)、「だましゑ歌麿」シリーズ(09,12,13,14・EX)、「相棒」シリーズ(06〜14・EX,ABC)などのドラマに出演。映画出演作に『高校教師』(93)、『ワラライフ!!』(14)、『相棒 -劇場版III- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ』(14)など。女優業の一方で、95年から音楽番組「ミュージックフェア」の司会を務めるほか、情報番組「ZIP!」(NTV)の金曜メインパーソナリティ、ラジオのパーソナリティーやナレーションなど多方面で活躍中。

クマゴロウ=佐久間五朗 | 宇梶剛士

1962年生まれ。東京都出身。映画出演作に、主演作『お父さんのバックドロップ』(04)、『20世紀少年』(08)、『20世紀少年〈第2章〉最後の希望』(09)、『南極料理人』(09)、『座頭市 THE LAST』(10)、『岳 -ガク-』(11)、『プリンセス トヨトミ』(11)、『カイジ2〜人生奪回ゲーム〜』(11)、『ワイルド7』(11)、『ストロベリーナイト』(13)など。近年のドラマ出演作に「半沢直樹」(13・TBS)、「極悪がんぼ」(14・CX)、「軍師官兵衛」(14・NHK)など。野田秀樹・渡辺えり演出作品等出演舞台も多数。

宮内 桜 | 武田梨奈

1991年生まれ。空手黒帯の実力で映画『ハイキック・ガール!』(09)の主演を獲得。『祖谷物語 -おくのひと-』(14:主演)は各国の映画祭で賞賛を浴びる。『デッド寿司』(13)でテキサスのファンタスティック・フェスト・コメディ部門最優秀主演女優賞受賞。15年公開の主演作に『原宿デニール』、『かぐらめ』、『木屋町DARUMA』(ヒロイン)、初主演ドラマ「ワカコ酒」(1月・BSジャパン)など。『進撃の巨人』(15夏公開)にも抜擢され、アクション力を備えた新進女優として注目の的。クレディセゾンの瓦割のCMも話題に。

大森正雄:桃子の父 | 秋野太作

1943年生まれ。東京都出身。俳優座で舞台経験を積み、71年に退団。多くのドラマ、映画、舞台で活躍。テレビデビュー作は、木下恵介劇場「記念樹」(66〜67・TBS)。主なドラマ出演作に、「男はつらいよ」(68〜69・CX)、「天下御免」(71〜72・NHK)、「俺たちの旅」(75〜76・NTV)、「必殺」シリーズ(72〜74・EX,ABC)「サラリーマン金太郎」(99〜04・TBS)、「ぼんくら」(14・NHK)などがある。映画は『男はつらいよ』シリーズ(69,70,72,84)、『うさぎドロップ』(11)ほか多数に出演。

大森静子:桃子の母 | 藤田弓子

1945年生まれ。東京都出身。68年、連続テレビ小説「あしたこそ」(NHK)のヒロインで主役デビュー。以後、多くの映画やドラマで活躍。主な映画出演作に、キネマ旬報最優秀助演女優賞、日本アカデミー賞助演女優賞などを受賞した『さびしんぼう』(85)、『瀬降り物語』(85)のほか、『泥の河』(81)、『歓喜の歌』(08)、『トワイライト〜ささらさや』(14)など。ドラマ出演作に「新・赤かぶ検事奮戦記」(94〜05・EX,ABC)、「三匹のおっさん〜正義の味方、見参!!〜1・2」(14,15・TX)などがある。

圭祐:桃子の別れた夫 | 宅間孝行

1970年生まれ。タクフェス主宰(12年末まで劇団「東京セレソンデラックス」主宰)。俳優、脚本家、監督として活躍。主な脚本作品に「花より男子」シリーズ(05・07・08:TBS)、「歌姫」(07:TBS 7話監督も)、「間違われちゃった男」(13:CX 兼監督)。出演作に、映画主演作『同窓会』(08:兼監督・脚本)、『くちづけ』(13:兼原作・脚本)、NHK朝ドラ「つばさ」(08)、「新選組血風録」(11:NHK BSプレミアム)など。15年の出演作に西郷隆盛に扮するNHK大河「花燃ゆ」(15)、「出入禁止の女〜事件記者クロガネ〜」(15:EX)、映画『予告犯』(15)など。

バーテン | 村田雄浩

1960年生まれ。東京都出身。ドラマ「青が散る」(83〜84・TBS)、「澪つくし」(85・NHK)などを経て、映画『おこげ』(92)、『ミンボーの女』(92)で日本アカデミー賞助演男優賞、報知映画賞最優秀助演男優賞ほかを受賞。主な出演作に、映画『マルタイの女』(97)、『助太刀屋助六』(02)、『壬生義士伝』(03)、『理由』(04)、『アダン』(06)、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり パート8、9」(06〜07,08〜09:TBS)など。舞台「風の盆ながれ唄」で07年文化庁芸術祭演劇部門優秀賞受賞。

居酒屋「仙人の店」店主 | 中本 賢

1956年生まれ。東京都出身。76年にコメディグループ「ザ・ハンダース」結成に参加。80年から俳優の道へ。映画『男はつらいよ』シリーズ(82,85)、レギュラー出演の『釣りバカ日誌』シリーズ(88〜09)、『鉄道員(ぽっぽや)』(99)、『単騎、千里を走る』(06)、『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』(10)、『渾身 KON-SHIN』(13)などに出演。ドラマ出演作に、「幸福の黄色いハンカチ」(82・TBS)、「オリンピックの身代金」(13・EX)、「福家警部補の挨拶」(14・TBS)ほか多数。

ライア | 水嶋仁美

1994年生まれ。千葉県出身。特技のダンスのスキルを活かした躍動感と生命力に満ちた演技で、太古の森に生きるライアを力強く体現。本作で女優デビューを飾る。

初枝 | 大島蓉子

1955年生まれ。宮城県出身。劇団青年座、EDメタリックシアターを経て、数多くのドラマや映画等で活躍中。主なドラマ出演作に、「新・天までとどけ」(99〜04・TBS)、NHK朝ドラ「天うらら」(98)や「梅ちゃん先生」(12)、「トリック」シリーズ(00,02,03, 05,10,14・EX)、映画出演作に『ショコキ!』(01)、劇場版『トリック』シリーズ(02,06,10,14)、『包帯クラブ』(07)、主演作『青梅街道精進旅行』(08・web)、『県庁おもてなし課』(13)、『悼む人』(15)など。

船頭 | 河相我聞

1975年生まれ。埼玉県出身。「天までとどけ」(1〜3、91〜94・TBS)や「未成年」(95・TBS)などのドラマで人気を博し、その後もドラマ、映画等で活躍。近年のドラマ出演作には「だましゑ歌麿Ⅳ」(14・EX)、「信長のシェフ」(14・ANB)、「アルジャーノンに花束を」(15・TBS)など。映画デビュー作は『大失恋。』(96)。ほか映画出演作に『緑の街』(98)、『ショコキ!』(01)、主演作『喰いしん坊! 大喰い開眼篇』(07)、『ガキ☆ロック』(14)、『ふうけもん』(14,15)など。

研究員・瀬戸義春 | 前田倫良

1976年生まれ。下関市出身。95年、渡米。米国ロヨラ大学で学び、99年、帰国。その後、舞台、映画、TV等で活躍。舞台「メンズ・クラクラ日記」(13)、映画『長州ファイブ』(06)、『獄(ひとや)に咲く花』(10)、『津軽百年食堂』(11)、ドラマ「美食カメラマン・星井裕の事件簿」(11〜12・TBS)、「みちのく麺食い記者 宮沢賢一郎」(12〜14・TX)、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」(15)など、個性的な顔立ちを生かし幅広い役柄をこなす演技力には定評がある。

クマゴロウの母 | 岩本多代

1940年生まれ。和歌山県出身。俳優座養成所を64年に卒業、同年、劇団新人会入団。66年、解散。主な出演作に『無宿人別帳』(63)、『紀ノ川』(66)、『遠き落日』(92)、『きらきらひかる』(92)、『半落ち』(04)、『舞妓はレディ』(14)などの映画、NHK朝ドラ「澪つくし」(85)や「芋たこなんきん」(06)、「大好き! 五つ子」シリーズ(99〜09・TBS)、NHK大河「葵 徳川三代」(00)、「父の花、咲く春」(13・NHK BS)、「○○妻」(15・NTV)などのドラマ、朗読劇「夏の雲は忘れない」など。

STAFF PROFILE

製作総指揮|川阪実由貴

株式会社エム・ケイ・ツー代表取締役。NPO法人Join LIFE機構代表。地域活性のための文化事業や映画製作、企業誘致、地域の特性を生かした地域に根付いた支援、社会貢献など国を含めたあらゆる力を結集して街づくりを総合的にプロデュースする第一人者。日本全国の都道府県はもとより、海外からもオファーが殺到するキーパーソン。LIVEで命をつなぐ。マラソンで仲間をつなぐ。映画で世界をつなぐ。街創りで未来をつなぐ。人で平和をつなぐ。5つの方針をベースにマルチに活躍する。これまで企画を手掛けた映画作品には、『獄(ひとや)に咲く花』(09)、『半次郎』(10)、『津軽百年食堂』(11)などがある。

監督|黒川浩行

「湾岸ミッドナイト 4」(94)、「湾岸ミッドナイト FINAL」(94)、「ミッドナイトストリーム 湾岸ドリフト族」(95)などのオリジナルビデオ作品を手掛けた後、主演に岩城滉一と映画初出演の上戸彩を迎え、非情な殺し屋と少女との逃亡を描いたアクション映画『殺人者 KILLER OF PARAISO』(99)で映画監督デビュー。その後、演出を手掛けた「ドキュメンタリー人間劇場 山よお前は美しすぎる」(00・TX)がギャラクシー賞奨励賞受賞。ほかに、プロデュース作品として、ドラマ土曜ワイド「温泉㊙大作戦シリーズ」(04〜・EX)、舘ひろし主演「ヤバい検事 矢場健 ヤバケンの暴走捜査」シリーズ(12〜・CX)など。

音楽|加羽沢美濃

作曲家・ピアニストとして活躍。東京藝術大学大学院在学中にCDデビュー。クラシックや吹奏楽の委嘱作品以外に、これまでに作曲家として『チルソクの夏』『出口のない海』『日輪の遺産』『ツレがうつになりまして。』等の映画音楽や舞台音楽『黒部の太陽』など話題作を数多く担当。また、ピアニストとして、高嶋ちさ子とのユニット『Chisa & Mino』を始め、全国で演奏活動を行う。現在、NHK Eテレ「ららら♪クラシック」総合司会を務める等、活動は多岐に渡る。

主題歌「Beloved」|WEAVER

ピアノ・ベース・ドラムで構成されるピアノトリオ。2010年「僕らの永遠〜何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから〜」がau「LISMO!」CMソングに抜擢、新人賞各賞を受賞。2013年には初のNHKホールライブを成功させる一方、アジア圏でのライブも行い活動の幅を広げる。国内外の活動が活発になる中、2014年1月末からメンバー全員ロンドンへ半年間留学。帰国後、全国9カ所のツアーを大盛況のうちに終え、デビュー5周年を迎えた。2015年4月より全国22ヶ所を廻るライブハウスツアーを実施。

原作|森沢明夫(「ライアの祈り」小学館文庫刊)

小説家。1969年、千葉県生まれ。早稲田大学卒業。日韓でベストセラーとなった「虹の岬の喫茶店」は、吉永小百合主演映画『ふしぎな岬の物語』として2014年10月に公開。同映画はモントリオール世界映画祭で「エキュメニカル審査員賞」「審査員特別賞グランプリ」の二冠を獲得。「あなたへ」「津軽百年食堂」も、映画で話題になった。近著には「癒し屋キリコの約束」「夏美のホタル」「ミーコの宝箱」「ヒカルの卵」「大事なことほど小声でささやく」などがある。ノンフィクション作品「ラストサムライ 片目のチャンピオン武田幸三」では、第17回ミズノ スポーツライター賞優秀賞を受賞している。